こんにちは。上杉惠理子です。
今年2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」
江戸のメディア王、蔦屋重三郎を主人公にした物語で、吉原にお客さんを呼ぶためにどうしたらいいか駆け回る姿は、まさに江戸を舞台にしたマーケティング。
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あっという間に6回目まで来ましたね〜〜〜!!
第6回のマーケティング的に注目ポイントは
売れる本を考えている重三郎が、本を読まない義兄 次郎兵衛に、どんな本なら読むかを聞いたところ。
今、本を読んでいる人 = 今のお客さん ではなく、
今、本を読んでいない人 = 今はお客さんではない人
の意見を聞いて、そこからインスピレーションを得ていくところにぜひ注目してほしい!!^^
今、本を読んでいない人 = 今はお客さんではない人
ですが言い換えれば
今、本を読んでいない人 = 未来のお客さん
でもあります。
今のお客さんのお声の方が、聞きやすいし、取り入れやすい。
でも、今お客さんではない人の方が世には多いはずですよね。
今お客さんではない人は、未来のお客さん!
「本嫌いな野郎たちが本を読むようになりゃ 本を買う裾野が広がるってこと」
と重三郎も、今お客さんではない人を喜ばせることが、お客さん全体を増やすことになると言っています^^
重三郎のように今お客さんではない人の声も聞いてみましょう!
そして、ドラマでは着物や髪型などもおもしろいですし、
江戸時代の本づくりの様子が再現されたり、浮世絵もいろいろ紹介くださっていて、毎回楽しみです^^
といっても浮世絵はそんなに詳しくはないので、アダチ版画研究所さんの投稿も拝見しながら勉強しています。
江戸の頃と同じ方法で、当時の有名浮世絵師の作品を復刻し、現在も浮世絵を刷っている会社さん。資料も豊富でありがたや〜^^
そしてドラマでは唐丸くんが心配よ… また会えるかな。
上杉惠理子