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2025年マーケティングは大河で学ぶ!/『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第1回

こんにちは。上杉惠理子です。

突然ですが、これをお読みのあなたはNHKの大河ドラマって見ます??

大河ドラマは私、毎年オンタイムで見るというより、過去の好きな作品をオンデマンドで一気見するほうが多かったのですが

NHK公式 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/

物語の主人公は、蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)。

浮世絵や小説などをプロデュースしてヒットさせた、江戸のメディア王です。

出版社であり、出版プロデューサー。

作品を書く作家ではなく、誰にどんな作品を書かせて、どうやって売るかを考え、実行してヒットさせた人。つまり…

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は 江戸時代を舞台に、マーケティングを学ぶドラマとしてめちゃくちゃ期待しています!!

1月5日放送の第1回では、重三郎が出版業を志す理由が描かれました。

重三郎は、遊郭 吉原で育ち、お客を女郎屋に案内する茶屋で働いていました。

当時高価だった本を貸し出す「貸本屋」も営み、遊女たちは彼のお客さんでした。

吉原で育ち、遊女たちのオフの姿や裏側までよく知っていた重三郎。

人気が落ち気味だった吉原に、もっとお客さんを呼び、苦しい状況にある遊女たちを助けたいと

吉原の店主たちに、ろくに食べれていない遊女たちに炊き出しをしてほしいと訴えたり

町奉行に吉原以外の無許可で営業する場所を取り締まって欲しいと訴えたり

さらに当時の老中(将軍の次に偉い人) 田沼意次に会う機会を強引につくります。

ここまでの重三郎の行動力もすごいと思うのですが、

と田沼に問われて、ハッとするのです。

人に頼むばかりで、自分では何もしていなかったと。

蔦屋重三郎が出版業を始めたきっかけは、自分が財を成したいとか有名になりたいとか、自分のためではなく、

ということが伝わる回でした。

ここからどうやって、重三郎のビジネスが展開していくのか、ほんっとに!楽しみです^^

これを大河ドラマで一年かけて描いてくれるって、これがすごい!!

普通のドラマだったら削られてしまうことも、大河なら丁寧に描いてくれるのではと期待しています♪

また、遊郭についても、花魁の美しさや華やかさだけでなく、裏側にも突っ込んでいるのもすごく良いと思っています。第1回から「投込寺」を描くとは…批判もあったようですが私は「よく描いた!」と思いました。

また、蔦屋重三郎と、現代の書店のTSUTAYAさんは実は関係ないのだそうです。

TSUTAYAをつくった増田さんは、お祖父さんが経営していた芸者置屋が蔦屋だったので、その名前をとったそう。

創業当時、増田さんは蔦屋重三郎の名前は知らず、後から知ってびっくりしたそうです^^ 

偶然?必然?すごいですねぇ〜〜^^

そして個人的に、江戸中期のこの時代が大好きなのです〜♪

浮世絵など出版ものも着物も、江戸の町人文化が最高潮に達するというか^^

わくわくしちゃう♪♪

着物Loveとしても、マーケターとしても、今年の大河ドラマは本当に楽しみ!

まだご覧になっていない方、我が家のようにテレビを持たない方には、

NHKオンデマンドで今なら無料で第1話が見られるのでおすすめでございます^^