基本はこれだけ!マーケティングのツール

イベント集客が楽になる方法/年の瀬落語会を振り返る

こんにちは。上杉惠理子です。

最近、こんなお悩みをお聞きしました。

「今、3つのイベントを立てていて集客が大変…やりたくて始めたのに、やらなきゃいけないことに追われているんです」

思わず、「わかる、わかるよ、、、」とめっちゃ頷いたのでした。

昨年2024年の年末に、私も落語会を主催しまして、11月末から約1ヶ月この集客にドタバタしていました。

今日のメルマガでは、年の瀬落語会の集客を振り返りながら

まずは、落語会の開催報告ブログはこちら
 ▼▼

【和創塾ブログ】
笑うっていいね♪/立川談慶 年の瀬落語会を開催しました
https://kimono-strategy.com/?p=8370

立川流真打で、27冊もの著書を持つ、立川談慶師匠をお招きしての落語会&食事会。

参加費はひとり8000円と、決して安くない金額設定。

結果として、44名の方がお越しくださり、赤字にならずに(儲けも出ずに笑)終えることができました。

何よりも皆さんに楽しんでいただけて、私もとっても楽しくて、やってよかったです^^ 

ですが、集客しているときは、やっぱりしんどかった!!!

今回は銀座の会場を貸し切ったので、最低保証料金が決まっていて、もちろん師匠へのお礼もあります。

集客ができないと、自分が赤字を負うことになるわけです。

定員15名の規模なら楽ちんなのですが、今回は40名が採算ラインと規模も大きめ。

お仕事もあれこれあるので、ほんと「追われて」いましたねぇ、、

自分がやりたくてやっていることなので、弱音吐いてる場合じゃない!!と自分を追い詰めたりしますし。

そんな中で振り返って今回、集客に効いたなぁと思う点を3つご紹介します

【集客が楽になる条件1】既に申し込んでくれた人のご紹介

まずひとつめはこちら!

ご近所のご友人をお誘いくださったり、着物仲間をお誘いくださったり、パートナーやお子さんと来てくださったり…

これは本当にありがたかったです〜〜!!!

お誘いくださった皆様、ほんとーーーに!!ありがとうございました!!!

ですが、こちらには反省もあるのです。

私、イベントページやあちらこちらに

「ぜひお誘いあわせの上、ご来場くださいませ」
「ご家族やご友人をお誘いいただけたら嬉しい!」

と書いていたんです。

かなり、しつこく書いたつもりでした。

ぜひ誘って来て欲しい!という私のメッセージは、あれだけでは伝わっていなかったということです。

書いている本人が「しつこいかなぁ」と思っているくらいでは伝わらない。

痛感しました。

そして、もっとわかりやすく「誘って来て!」を伝える方法があったなぁと今は思います。

それは、ペア割やグループ割など、

金額は絶対に読むから笑 

金額は、大きなメッセージになるんですよね^^ 

他にももっと「誘いやすい仕掛け」「紹介したくなる仕掛け」は、できそうですよね〜これをお読みのあなただったら、どんな仕掛けをしますか??

【集客が楽になる条件2】ゲストの力を借りる

今回の集客は、基本はこのメルマガと、私のFacebookでした(一部、インスタとXも活用)。

11月15日、6週間前に受付開始し、告知をスタート。

そこから

・私が落語が好きな理由(なぜ私が落語会をやるのか)

・リクエストした芝浜のお話はどんなものか

・会場の打ち合わせ報告

…と文章を変えて、何度か投稿をしていきました。

本当はもっと投稿すればよかったのですが、もうバタバタで…爆

そうした投稿に談慶師匠をタグ付けしておくと

しかもすぐ!行動早い!!

いやぁ、、談慶師匠、ほんっと!!ありがたかったですー!! 

また談慶師匠は、約2300名が参加する「立川談慶公式ファンサイトFacebookグループ」をお持ちで、こちらでもイベント案内の投稿をさせていただきました。

結果、談慶師匠の以前からのファンの方、同窓生の方、書籍の担当編集者さまなど、私を全く知らない方が10人ほどお越しくださいました!(感謝!)

個人でイベント集客するとき、反応がないのが一番寂しくしんどいものですから、ゲストである師匠が関わってくださると単純に心強いものです^^

そして何度も師匠ご自身が発信してくださったことで、行ってみようかなと思ってくださったと思います。

ですが落語家さんに限らず、なかなかできることではありません。

それを自然とできちゃう人ってなかなかいないです。

私も、ゲストとしてお招きいただくことがあるのですが、ゲストの立場でももっと集客に参加しようっ!とほんっと思いました。

というか、めっちゃ反省しましたわ…苦笑

メルマガで一回書くだけで、集客を手伝った気になっちゃいかん。。反省。

というわけで、

これ大事。^^

・そもそも一人で企画せず、ちゃんとそれぞれ発信し、それぞれコメントを入れあえる人を巻き込む(裏方に引っ込まない人ですね)

・ゲストがいる場合は、「シェアしてください」とか具体的に協力をお願いする

など、やってみてはいかがでしょうか??^^ 

【集客が楽になる条件3】直接、声をかける

SNSでの発信は、「私から皆さんへ」です。受け手に「自分には関係ない」と思われたら、スルーされてしまうのは当然のこと。

情報が溢れている今、全ての発信を読んで反応するなんてできないですよねぇ〜(私も無理。。)

なので

ひとりずつ直接お声がけし、お誘いするのは、イベント集客でとても有効です

とはいえ…

よく知らない人から、いきなりイベントに来てと言われたら?

全く関係のない内容のイベントに、来てと言われたら?

どう思います?

私だって正直嫌だなぁと思うし、なんなら信頼が下がってしまう。「私じゃなくても良いんでしょ?」みたいな。

誘う側も、個別にメッセージで誘うと、時間とエネルギーがいります。

全然「楽」な方法ではない笑

私はFacebookで友達が4500人ほどいますが、4500人全員にメッセージ送るなんて無茶だし、意味がない。

なので、「誘う理由がある人」を絞りこむのが大事になります。

今回の落語会の場合だと、大きく2グループありました。

直接誘う人① Facebookイベントページで「興味あり」を押してくれた人

Facebookはこれがあるから便利だなぁと思います。全く面識がない方でも、「興味あり」を押してくれた方全員にメッセージをお送りしました。

そのメッセージはこちら(よかったら雛形に使ってください^^)

 ▼▼

**さま

初めてメッセージをさせていただきます。上杉惠理子です。

立川談慶師匠をお招きする、年の瀬落語会に「興味あり」ボタンを押していただきありがとうございます!

12月27日当日まで、いよいよ10日ほどになりました。

本当に年の瀬でお忙しい時期かと思いますが、お時間あればぜひいらしてくださいませ^^

きっと、良き2024年の締めになるかと!

詳細&お申込みはこちらのイベントページをご覧ください

(イベントページのURL記載)

ご参加、心よりお待ちしております!!

上杉惠理子

特に、ゲストのことは知っているけれど、主催 上杉のことを知らない人には、こうしてこちらからコミュニケーションを取ったほうが好意的に受け止めてくれるなぁと思います^^

これで参加を決めてくださった方もいらっしゃいますし、行けないけれど応援してますとお返事くださった方も何人もいらっしゃいました^^ 

これが次のご縁になるかもですしね♪

そして二つめがこちら

直接誘う人②これまでの自分の落語会に来てくれて、まだ参加申込みしていない人

私にとっての、既存のお客さまです。

この人たちはお誘いしやすい!

ただ、過去に来てくれた人は、「もう今回のことも知っているはず」と直接誘わずにいてしまいがち。

集客する側に、甘えが出ちゃうんですよね。

ちゃんとお声がけすべし、なのです^^

①②の方々、合わせて30名ほどに、開催日の2週間ほど前、一気に個別メッセージをお送りしました。

集中してやったら、1時間もかからなかったですよ^^

「誘う理由がある人」に、おひとりおひとりお誘いをすると、

「迷っていたんですが行きます!」とか

「予定調整してみます!」とか

なんとなく「いいなぁ〜」「おもしろそうだな〜」とただ関心がある状態から、参加するための行動をとってくれやすくなります。

人は「自分への」メッセージには敏感なものですね^^ 

というわけで三回連載でお伝えしてきました「イベント集客を楽にする方法」

ご参考になれば幸いです♪

素敵なイベントになりますように^^

上杉惠理子