基本はこれだけ!マーケティングのツール

万年筆Fonteの差別化ポイントを考える

こんにちは。上杉惠理子です。

昨日は八王子駅の駅ビルに入っている有隣堂セレオ八王子店さんに寄ってみました。

最近どハマりしている、youtube「有隣堂しか知らない世界」のMCブッコローコーナーをしっかり拝んできました^^

後発でも人気チャンネルになれる!/youtube「有隣堂しか知らない世界」 こんにちは。上杉惠理子です。 最近、ハマっているyoutubeがありまして。めっちゃ話したいので、今日はそのyoutubeの話^...

店頭のおすすめコーナーには、私の『教養としての着物』がお姉さん本の『教養としての茶道』と一緒に面陳列頂いてました^^ ありがとうございます!!

そしてこちらの文具コーナーで、ちょっとおもしろいものを見つけました^^ 

スケルトンの万年筆です。


昨夜、帰ってきて早速セットして、近くにあった文字を書いてみましたw

この商品は…

本体が、万年筆、ボールペン、筆ペン、ガラスペンと4タイプ。

キャップが、青、ピンク、黄色など8色ある。

本体とキャップを自分で自由に組み合わせを選べるのです^^

たくさん万年筆やボールペンが並ぶ文房具コーナーで、ふと目に入ってきました。

買うと決める前に「私ならどの組み合わせにするかな」と手に取ったら、買う気になりましたね笑

インクのパッケージ裏にHPへのQRコードがあり、店頭でサッと見たら、インクの入れ方も動画で丁寧に説明してあり、万年筆初心者の私も安心して買えました^^ 

しかもお値段も、お手頃だったのです。

万年筆の本体650円、キャップ(緑)300円、インクカートリッジ8色mix400円と合わせて1350円税別。

試しに買ってみようかなと思う価格帯だと思うのですがいかがでしょう?

ガラスペンもペン先だけがガラスとはいえ、トータルで1000円ちょっとで買えます。

あー。見事にFonteのマーケティングに乗ってしまった…!

だって、Fonteの存在すら知らなかったのに。お店で出会って、いろいろ比較もして調べて、その場で買っちゃった笑 

嬉しいお買い物でした♪

せっかくなので、Fonteがどんなマーケティングをしているのだろうと考えてみます。

筆記具という超・レッドオーシャンの分野で、このFonteは何で勝負しているのだろう?と考えて今回はポジショニングマップを書いてみました。

ポジショニングマップを書くポイントは、Fonteを右上のポジションに置いてから、何が縦軸と横軸になるかを考えること。

お手頃価格というのもこのFonteの大事なポイントですが、価格以外で考えると、価格ではない見えにくい別の価値に気づくことができます。

Fonteの特徴は、まずはカスタマイズできること。

万年筆のカスタマイズというと、名入れが浮かびます。自分の名前を入れてもらってカスタマイズする。

ですがFonteは本体とキャップを別売りにして、カスタマイズさせた。

店頭で顧客の手を動かしたのが秀逸… !!

もともとあったものを分解して、自分で選び組み合わせるだけで、楽しさが生まれる点は、別のビジネスでも応用ができそうです。

ではカスタマイズの逆に来るのは何??

パッケージです。必要なものが全部まるっとまとまっているから安心だし楽ちんというものですね。

もうひとつの軸は、スケルトンである特徴から考えたい。

スケルトンにした理由は、ただ他になく珍しいからとか、プラスチックにして安くするとかではない、もっと積極的な理由があるはずと考えます。

今回は、ペンの中のインクの色も楽しんで欲しいというメッセージです。

万年筆とか高級筆記具は、持ち手の軸のデザインや色にこだわってきたけれど、中のインクにフォーカスするっておもしろいですねえ^^ 

今、文房具界隈では、インクがめちゃくちゃ流行ってるらしいので(youtube「有隣堂しか知らない世界」より)、時代にもあっている。 

そうすると、インクにはもちろんこだわっていて、Fonteのインクには、ギリシャ神話の精霊の名前をつけたそう。

私が早速入れた緑はAlseid(アルセイス)という森の精霊の名前がついています。素敵❤︎ 名前も商品ですねぇ^^

コアが決まると、こだわるべきポイントが見えてくるのです。

ここまでくると、誰がFonteを作っているのか気になります。

ペンといえば、三菱鉛筆さんとか、パイロットさん??と思いながら調べていくと…

日本出版販売株式会社!!!

日本の大手書籍卸の会社のひとつ、ニッパンだ!!!

日販って本の卸以外に、こんなオリジナル商品も作っているんですねぇ〜〜!!

びっくりした!!これからまだまだ広がって欲しいな〜〜^^ 

 万年筆一本で、実際に書くことはもちろん、マーケティング的にもめっちゃおもしろかった!!!

消費者としてマーケティングに乗って買ったとき、私は必ず提供者立場にも立ってみてどんなマーケティングをしているのだろうと考えます。

これが一番、マーケティング感覚を育てる近道だから。

今回はポジショニングと4P分析を書いてみましたが、他社分析って何をしたらいいの?と思ったらマーケティングツールを使って書いてみればいい。

自分が好きで応援したい商品をおすすめするときにも、「何が良いのか」をちゃんと言葉で表現できるようになるのも、マーケティングをやっていてよかったと思うことです。

「良いよー」「好きなのー」だけでも伝わることもあるけれど笑  大好きな商品が続くように応援したいもの!

…Fonte、別のインクでも書きたい…もう一本買っちゃおうかな笑

想いから始めるマーケティング戦略コンサルタント
上杉惠理子