こんにちは。上杉惠理子です。
最近、ハマっているyoutubeがありまして。めっちゃ話したいので、今日はそのyoutubeの話^^
それは…
有隣堂しか知らない世界!!
どんなYoutube番組?
有隣堂は1909年創業の老舗書店さんです。神奈川県の伊勢崎町に今も本店があり、関東に40店舗あるリアル書店。
リアル書店の今後に危機感を持ち、さらにコロナ禍もあり、有隣堂が会社として始めたのが youtube「有隣堂しか知らない世界」です。
これが書店youtubeとしては異例の
登録者22万人超えの人気番組!!
これがですね、めっちゃおもしろいんですよーー!!!
みみずくの R.B ブッコローがMC。
文房具バイヤーさん、書店員さん、広報さん… 有隣堂のスタッフの皆さんといろんな世界の話をしてくれます^^
ブッコローが遠慮ないツッコミを展開し、会社のこともいじるいじる笑
おもしろすぎて、過去のものからバンバン見て、ひとりで爆笑しています(家に誰もいない時に…照)。
まずは見てみて♪おすすめ3選!
まずはご覧いただきたいので、えりこの勝手なおすすめ3選をご紹介します!!!
<えりこのおすすめ その1>
【超レア物】ガラスペン対決 (前半)~有隣堂しか知らない世界119~
https://youtu.be/tD79ndSiB2A
ガラスで作られ、インク瓶から毎回インクを吸って書く… 持ち運びもできないなんともアナログなガラスペン。
私も憧れのガラスペン❤︎
ですが実際にどう使うのか、どうやってインクの色を変えるのか、よく知らなかったんですよね。
有隣堂しか知らない世界では、ガラスペンを紹介してくれる回が複数回あり、ガラスペンの実用性もよくわかりました^^
中でもこの119回は「こんなガラスペンもあるんだ!!!」と爆笑しました^^
ぜひ見て欲しい!!
<えりこのおすすめ その2>
【たった5つ】新人賞を獲る攻略法 新人作家の世界② ~有隣堂しか知らない世界030~
https://youtu.be/mRG_3oLpDnY
『元彼の遺言状』で作家デビューした新川帆立さんがゲスト出演した回。
まだこのとき、チャンネル登録者数3000人だった時代(3000人もすごい!)の収録です。
新川さんが「このミステリーがすごい!大賞」を取るために分析した、新人賞をとる5つのポイントを話してくれています。
これ見たら『元彼の遺言状』が読みたくなりました^^
<えりこのおすすめ その3>
【ライバル企業の刺客】変な文房具対決 ~有隣堂しか知らない世界055~
https://youtu.be/zssueFN0jVM
「遊べる本屋」 の異名を持つヴィレッジヴァンガードの広報 長谷川さんがゲスト♪
有隣堂の文房具バイヤー 岡崎さんと、変な文房具を紹介しあって対決、ブッコローが独断で勝敗を判定する回です。
ちょうど朝、着付けしながら見ていて、爆笑しました!! ヤマトのりかと思ったら…!?というアイテムが紹介されています^^
「有隣堂しか知らない世界」には他にも
有隣堂恵比寿店の姐さんが落語専門誌を語る回とか
学研の編集者さんがドラゴンを語る回とか
ブッコローが夜の伊勢崎町本店で手動エレベーターに乗る回とか
どれもおもしろいのでぜひ1本でもご覧になってみてください^^
裏側を描いた本もおすすめ!
ハマるとトコトンな私。。MCブッコローさんと裏側をまとめた本をゲットしました♪
先日、恵比寿駅に行く機会があったので、有隣堂アトレ恵比寿店で他の気になっていた本と共にオトナ買いをしてきました♪
『老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界 ~「チャンネル登録」すら知らなかった社員が登録者数20万人に育てるまで~』
有隣堂YouTubeチーム / ホーム社
https://www.amazon.co.jp/dp/4834253686/
youtubeによく出演されている、大平雅代さんが恵比寿店の書店員さんなので、レジで「今日は大平雅代姐さまはお見えですか?」と聞いてしまいました。残念ながら、雅代姐さまはお休み…爆レジのバイトさん、夕方の忙しいときにすんません苦笑
老舗だけど、全国チェーンではない書店 有隣堂が、書店チャンネルとしては異例の20万人登録のyoutubeチャンネルに育てた裏側のお話です。
広報・マーケティングの点から、この本に学べるところはたくさんあるのですが、2020年の番組リニューアル時に行った
自社の「強み」と「弱み」の分析が的確だったこと。
強み・弱みから具体的な戦略を立てるとき、役に立つのがマーケティング分析の基本ツール SWOTです。
というわけで、本の内容をSWOT分析でまとめてみました。
有隣堂の強みは、書店の中では小規模であっても創業100年超の歴史があること、そして本や文房具などを偏愛し深い知識を持つ社員さんがたくさんいること。
出演者も社員さんが多いですし、MCブッコローのイラストを描いたのも社員さんでした。
書店さんだけど、文房具の強みを理解して、大々的に出したのも大きかった。
文房具の強さは1本100円のボールペンから、十数万円の万年筆まで種類も価格帯も幅広い。「絵」にできるシーンが増えるのでYoutubeとの相性もいい。
また、番組を見て知ったのですが、有隣堂さんっていろいろやってるんですねぇ〜
一角という居酒屋さんもやっているし、大学のブックス&カフェの運営もしているし、レクサス(車)のラウンジ運営のお手伝いもしている。
多角経営をしている点もバンバン出すことで、youtube番組も「絵」が変わって視聴者が飽きない。
ブッコローが赤いレクサスオープンカーの助手席に乗ってる回は爆笑しました!
一方で、自社でできることとできないことを、立ち上げの頃から、全て自社ではできないと気づいていました。
それが、自分たちでは「おもしろい」番組はできないということ。
そこでプロデューサーのハヤシさんと、ブッコローの「中の人」は有隣堂外部の人です。
「ブッコローとハヤシさんの手にかかれば絶対におもしろくなる。私たちはそう確信しています」と本の中でも書かれています。
強みがわかると、弱みも気づき受け入れられるのかもしれません。
また「有隣堂しか知らない世界」は
「『マツコの知らない世界』と、テレビ神奈川(tvk)で放送していた『saku saku』を掛け合わせた」
と書かれています。
既存の人気番組の要素を取り入れてつくっている!
これは大きなヒントだと思います。
ゼロから作らなくてよし!!!なるほどなぁ〜〜
具体的な事例に学ぶことは本当に大きい…
youtubeを含めた発信事例として、おすすめの本です♪ 実際の番組と共にぜひ♪
『老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界 ~「チャンネル登録」すら知らなかった社員が登録者数20万人に育てるまで~』
有隣堂YouTubeチーム / ホーム社
https://www.amazon.co.jp/dp/4834253686/
「有隣堂しか知らない世界」はyoutube番組では後発ですが、とてもとても魅力的で、発信のヒントが詰まっています。
私もブッコローに会いたい〜〜❤︎
それではまた!
想いから始めるマーケティング戦略コンサルタント
上杉惠理子