こんにちは。上杉惠理子です。
1月15日はこちらのイベントを無事に開催いたしました!
\江戸に学べ!大河ドラマ「べらぼう」で読み解く/
マーケティング著者ふたりが語る
日本に根づくマーケティング思考

アーカイブ動画は1月末まで!コチラのイベントページからご視聴いただけます >> https://fb.me/e/3VT0Rl9Mn
いやぁ〜〜しゃべりました!!!
大河「べらぼう」が江戸時代のマーケティング実践事例がいっぱいでおもしろすぎて、これは江戸っ子マーケター 三宅宏先生としゃべりたい!と思いついて実現した今回の企画。
▼ご案内の記事はこちら▼
開催1週間前の告知だったので、どれくらいの方が来てくれるかしら、、と思っていましたが、多い時間帯は30名ほどご参加くださったとのこと!
ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました!!
大河ドラマ「べらぼう」は45分を48回、2160分もある超長編ドラマ。だからこそ、丁寧に細部まで丁寧に描かれているのがすごい!今回は前半、中盤、後半とざっくり3つに分け、三宅さんと上杉それぞれから「ここがよかった!」という話をしていきました。

お話に上がったシーンをざっとご紹介します。
- 第1話で「吉原の女たちを助けたい」と重三郎の志が固まるところ。そして、田沼意次との対面で、自ら吉原に人を呼ぶために動くと決めたシーン。
▶︎ まさに最後までぶれない重三郎のマーケティング哲学! - 第3話 重三郎が初めて版元として出した「一目千本 花すまひ」。花魁たちを花に見立て、本屋に並べずに販路を広げて、吉原に人を呼んだ!
▶︎ 吉原の文化を盛り上げ、吉原の意味を伝えた! - 第7〜8話 従来より薄さ半分、値段半分、内容充実を実現した『吉原細見 籬の花』
▶︎ 吉原に来たお客が懐に入れて持ち歩けるようにと、顧客インサイトを掴んだ事例 - 重三郎の耕書堂、日本橋進出!
▶︎ 日本橋に出ることがブランディングだった!無理と諦めず、どうしたら日本橋に出られるのかを考えて奮闘したところも必見。 - 喜多川歌麿の美人画を、当時流行っていた人相見と一緒に売る
▶︎ 今でもありそうなイベント販売♪ちゃんと自分の店に人相見の人を連れてくるところまでやる重三郎の姿勢に注目
- 歌麿、北斎、曲亭馬琴、十返舎一九、そして東洲斎写楽!無名の絵師や作家の開拓
▶︎コンテンツビジネスへ!もともと有名な人を使うだけでなく、無名な状態から掘り起こしていくプロデューサーとしての重三郎の開花
こんな流れでざっとドラマを振り返りました^^
途中で、紙が江戸時代いかに大事で紙屑を買い取る仕事があったとか、当時の江戸っ子の条件が「産湯に水道水を使い、江戸城が見えるところに住み、白米を食べている」ことだったこととか、『吉原細見』や『一目千本』は江戸土産だったとか…三宅さんが江戸時代のあれこれもシェアくださったのもおもしろかったです♪
そして全体を通じて、重三郎の観察力がすごい…!!という話でも盛り上がりました。マーケターとして顧客インサイトを掴むときも、プロデューサーとして人を育てるときも、観察力がすごい!!!というお話でも盛り上がりました。
特に、最初の第10話まではマーケティング実践がギューっと詰まっている!!マーケティング的には、前半だけでも見ていただきたい^^
こんな感じで、ドラマに沿ったトークだったので、見ていない方はどうかなぁと思ったのですが
「ドラマを見ていなかったけれどたのしく聴きました」
「ドラマを見ればよかった!と後悔しました」
というお声もいただきました^^
そしてとても素敵で丁寧なご感想をいただいたので、一部ご紹介させてください♪
本日のZoomに参加させていただきました(おそらく最大30名だったのでは…!?)。
ドラマの方はリアルタイムでは見ていなかったのですが、年末の総集編を今日の予習のために観ました!なんとかお二人の話題についていけてよかったです。
(中略)
個人的にこの作品を見て感じた、一番響いたことは、データや数字、ロジックをもとに行うマーケティングが主流になりつつありますが、
やはり、最後は人の心を動かすところ、感情にあるんだという点です。
主人公の変わらぬ想いが根底にずっとあったから、頑張り続けて次々と成功できたのかなと、今日のお話を聞いて考えました。NHKオンデマンドで、1話からじっくり見てみようかと思います。
(Y. Mさま)
わー!!開催直後に素敵な感想をお送りいただき、本当にありがとうございます!!
「データや数字、ロジックをもとに行うマーケティングが主流になりつつありますが、やはり、最後は人の心を動かすところ、感情にあるんだ」
Yさんのおっしゃる通りで、私も本当にそう思います。
マーケティングは、お客様に商品を買ってもらうことがまずは大事な目的。
「買う」という行動をしてもらうには、理詰めで説明して納得させるより、感情を動かすほうが早い。
むしろ、感情が動かなければ、身体も動かない=買うという行動もしないのが人間ではないでしょうか。
最近はAIを使えば画像や動画、文章などいろいろなものが作れますが、見る人の心が動かすものを作らなければ意味がない、とも言えます。
では、何が感情を動かすのか??
恐怖を煽って感情を動かし、行動を促す方法もあります。
重三郎は逆で、楽しさやおもしろさで人を動かしていました。
あの楽しんでいる重三郎の明るさに、見ている自分も惹きつけられました。
では、もう一段階。
重三郎の楽しむ気持ち、おもしろがる気持ちはどこから生まれているのでしょうか??
これを対談した三宅宏先生が見事に言語化してくれました。
「重三郎にとって、<吉原に人を呼びたい、女郎たちを救いたい>というのが彼のマーケティング哲学。その目的/哲学を実現できる方法が本作りだったから、本作りが楽しいんでしょうね」
マーケティング哲学について詳しくは、三宅さんのご著書に委ねますが、価値観や使命、志と言ってもOK。
一番大切な価値観や使命、志を実現できるから、仕事が楽しいし、大変な試練のときも楽しめるんだ。
価値観、使命、志に合った仕事をすることが、どれだけ人生を豊かにし、大きな仕事になりうるのか。改めて昨日、実感しました。
私も昨日、とーーーっても!楽しかった♪
マーケティングの話をして、マーケティングのおもしろさをお伝えするのは、私の価値観に合っているんだなぁと思いました。私も自分の価値観に合った仕事をします^^
ご一緒くださった三宅さん、ご参加の皆様、本当にありがとうございました!!
上杉惠理子