こんにちは!
上杉惠理子です。
2019年4月13日に発売された私の一冊めの著書
『弱者でも勝てるモノの売り方
お金をかけずに売上をあげるマーケティング入門』
おかげさまで、すでにたくさんの方からお読みいただいたご感想が届いております。
そして、出版が決まったときから、私がぜひともやりたい!と思っていたのが全国で出版記念イベントを開催し各地の読者さんに会いに行くことでした。東京、名古屋に続き、向かった先は広島!
この記事では広島でのイベントレポートをお送りします。
広島に着いて、まず向かった先は…!
真っ先に来たのは、みっちゃん❤︎ 会社員時代、広島に寄ると必ず、この広島駅のみっちゃんでランチをしていました♪
そばとキャベツがたっぷり入って、薄い卵焼きがのった広島のお好み焼きが大好きなんです❤︎
色無地のきものを着ていたので、ソースで汚したら大変なんですけど笑 ちゃんとハンカチを膝の上に広げて、落ち着いて食べれば大丈夫^^
焼きそば入りの広島のお好み焼きを作ったのは、井畝 満夫さんの みっちゃんが最初だったそうです。
戦後焼け野原の広島の街で、19歳だった みっちゃんが屋台を始め、みっちゃんのアイデアでそば入り&キャベツたっぷりのお好み焼きが生まれたそうです。
そんな創業ストーリーを感じたくて、他にもお好み焼き屋さんはあるのに、いつもみっちゃんに直行!!
あぁーー美味しかった!!
夜の出版イベントに向けてチャージ完了です♪
広島に来たからこそのご縁 〜出版記念セミナー&パーティ〜
お好み焼きをいただいて、今夜の宿にチェックインしたらいよいよこの日の夜の出版記念セミナー&パーティの準備。
広島は星野リゾート時代にトマムの営業で年に1〜2回来ていたくらいでしたがメルマガ読者の松井なおみさんが「お手伝いしますからぜひ広島に来てー!」と言ってくださって、今回のイベントが実現しました^^
左手奥が松井奈緒美さんです❤︎
私自身にもともと広島にご縁深くあるわけではなかったのですが、松井さんのお友達が和装でたくさん来てくださいました!岡山や東京から駆けつけてくださった方も♪
そして、たまたま本屋さんでこの本を手にとって読んで出版イベントがあることを知って参加してくれたという方も!!
本を出さなかったら出会えなかったご縁。
ものすごくありがたいなぁと思いました^^
美容師さんやネイリストの方、お好み焼き屋さんのおかみさん音楽関係の方も数名いらして…多彩なお仕事をされている方が集まっていたこともあり、ワークやディスカッションも盛り上がりました
セミナー後のパーティは当初、立食&ビュッフェの予定だったのですが…
大家族のように大きなテーブルをみんなで囲み、席替えをしながら皆さんと本当に楽しく過ごすことができました^^
盛り上がりすぎて…この後、三次会まであったんです笑
しあわせすぎます…❤︎
本当に、開催してよかったです^^
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
広島だからこその 豊かな時間も過ごすことができました
一夜明けての翌日は、広島から東京へ帰るだけだったのですが、やはりせっかく来たのだから広島の街を歩いてから帰ることにしました。
まずは平和記念公園で原爆ドームや慰霊碑に手を合わせて。
2009年頃、初めて広島に来たときボランティアガイドさんにこの公園をじっくり案内いただいたんです。
そのときガイドさんが「この公園全体が大きなお墓なんですよ」と話してくださったことを思い出しながら新緑が美しい木々の合間をゆっくり歩いていました。
そしてそのあと今回、初めて行ったのがおりづるタワーでした。
▼おりづるタワー 公式HP▼
http://www.orizurutower.jp/
広島の出版イベントをお手伝いくださった広島っ子の松井なおみさんが
「時間があればぜひ おりづるタワー行ってみてー!」とオススメくださったんですね。
おりづるタワーは、原爆ドームの道挟んで隣にある広島マツダが持つ商業施設。
2〜11階がオフィスや貸会議室になっていて、1階が物産コーナーやカフェ、そして最上階13階が展望テラスで12階がおりづる広場になっています。
まずエレベーターで向かったのが13階の「ひろしまの丘」という展望テラス。
エレベーターホールからカフェでドリンクを買って階段を数段上ってテラスに出ると…
思わず「わぁ〜すごい…」と、つぶやいてしまいました。
窓にはガラスがなく、ワイヤーメッシュだけなので風が本当に気持ちよくて…
広島レモンスカッシュを片手になだらかな斜面に足投げて座って、広島の街並みと山々を見ながらしばらく ぼーっと過ごしました^^
原爆が落とされてもう数十年、草木は生えないだろうと言われたのにこんなに美しく再生したのは広島が風と水が豊かな街だからではないかと言われています。
夏、日が昇ると海から陸に風が流れ
日が沈むと山から海に吹く風に変わり
凪を挟んで12時間ごとに切り替わります。広島の街には6本の川が流れ、
街の川辺でも6時間ごとに3メートルを超える
干満が見られます。おりづるタワーは広島の歴史や文化を支え続けてきた
「自然の営み」を再確認できる建築となりました。(おりづるタワーの建築家 三分一 博志さんの
インタビュー記事より)
しばらく ぼーっと過ごしたあと12階のおりづる広場へ。
実はこのおりづるタワー、外壁の一部が1階から12階まで、みんなで折った おりづるでいっぱいにしよう!という おりづるの壁になっているんです。
2016年にオープンして、今 5階くらいまで、折り鶴がたまっている^^
私も一つ折って平和への祈りを込めて、おりづるを入れてきました。
おりづるを落とすところは透明の床なので、高いところが苦手な方は無理せずに!笑
この透明な床だからこそ、折り鶴を落とす、というシンプルなアクションが
ものすごく特別になる。五感を動かし、思わず時間をかけじっくり取り組みたくなる素晴らしい仕掛けだなぁと思いました。
そして12階から1階まで緩やかなスロープを街並みと、文字のない漫画を見ながら歩いて降りてきました。
入場料が1700円と少し高いかなぁと思いましたが、だからこそ混みすぎずとても落ち着いた、しかも五感を刺激するコンテンツが揃った十分価値がある素晴らしい空間でした。
ものすごく豊かな時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
また来ますね^^
最後に。
スロープに おりづるタワーをオープンさせた広島マツダの現在の会長兼CEOでご自身も被爆二世である松田哲也さんのメッセージがとても心に響いたのでぜひ紹介させてください。
私たちの願い
〜人間の強さと 優しい未来を感じる場所〜
私たち広島マツダは、1933年、当時原爆ドーム一体に位置した猿楽町で創業。
しかし、1945年の原子爆弾の投下によって、全社員を失い、社屋も倒壊。
その後、草木も生えないと言われた廃墟から、広島の復興と共に今日まで成長してきました。
この地でしか伝えられない「哀しみ」があり
この地でしか伝えられない「希 望」がある。
おりづるタワーは
試練を乗り越えてきた「人の強さ」を
何より「優しさあふれる未来」をひとり一人の瞳に描いてほしい。
これが、広島で育ち、広島に育ててもらった、私たちの願いです。
同じ想いを持つたくさんの仲間と、積み上げて誕生したこの空間。
ひとりでも多くの人に。
おりづると共に。
空を翔け 時を超え 心に届け
2016/07/11
株式会社広島マツダ 代表取締役会長兼CEO
松田 哲也
広島がますます大好きになりました。
また伺います。
この度は誠に、ありがとうございました!!
想いから始めるマーケティング戦略コンサルタント
上杉 惠理子