街で見つけたマーケティング事例

桃の集客力に学ぶ

こんにちは。
上杉惠理子です。

2022年8月20日、お食事会を主催しました。

タイトルは…

桃ディナー会❤︎

このお食事会は夏に開催して3年目です。

小学校1年生からの同級生ちえちゃんが、地元で(私たちが卒業した中学校が見える場所で笑)やっているイタリアンレストラン マチェマチェ。

こちらは季節の食材でいつもとっても美味しいお料理を出してくれるのですが、夏の目玉が桃を使ったお料理なのです^^ 

桃のカプレーゼ

桃の冷製パスタ

桃のパフェ

桃のサングリア

これを全部入れて、他にも季節のお料理を入れたおまかせコース。

3時間ゆっくり、おすすめワインもいただきながら、ほんっと贅沢な時間でした。

場所は東京の西側、八王子の北野駅という超ローカルなお店なのです。

なのに、世田谷、新宿、横浜… 今回一番遠かった人は静岡県三島から!!(日帰り!)

みなさん、わざわざ来てくれるのです…!!

和装で来てくれた方も多くて、嬉しかったな〜♪

つくづく、桃ってすごいなと。

桃の集客力ってヤバい。

桃の何がすごいのか。

分解して考えてみると、ここにもマーケティングのヒントがあります。

まず桃の集客力は、限定性が大きい。

毎年七月半ばから八月いっぱい、夏限定のものです。

しかも桃のパスタなんて、お家ではなかなか作らない。限定感がある。

今年は今だけ、ここなら食べられる、そうした限定感はお客さんに「行く理由」「行かなきゃいけない理由」になります。

「理由」をちゃんとつくってあげる。

これもマーケティングをつくる提供者側の大事な役目ですね♪

そして、この桃という食材と私たちの距離感が…絶妙です❤︎

桃は、みんなが知っている食材です。

桃と言われるだけで、あの香りを思い出せる方も多いのではないでしょうか。

だけど、そんなにしょっちゅう食べるものではない。

高級すぎないけれど、りんごやみかんのほど身近ではない。

そんなにしょっちゅう食べないけれど、ドリアンなど南国フルーツほど珍しくもない。

珍しくて滅多に食べられない食材はニュースになりますし、食べたい!と来る人もいます。

ですが実は、珍しくて希少なら食べたい!というチャレンジャーは数は多くはありません。

ある程度、認知度があり親しみがある食材をいつもと違う食べ方ができるから人が集まる。

新しい、だけでは集客は難しいという実例です。

桃だよ♪ というだけで、東京の西側のローカル駅にぱぱぱっと集客できちゃう。

桃、すごい、、、と毎年思います。

「桃」になる要素をちゃんと用意できると、マーケティングは楽です。

「桃」になる要素を、夏だけでなく、年間で数回用意できると最強!

身近で人気の商品やサービスの理由を分解していくことで、マーケティング感覚を磨くことができます。

街にはマーケティングが溢れてるのだ♪

…とまぁこんなわけでバタバタしながらも、美味しく楽しい時間を過ごしました^^ 

桃ディナー会は毎年8月、また来年も大事なお友達や生徒さんをお誘いして、貸切で開催したいなと思っています♪

あ!マチェマチェは桃だけでなく、ほんっとにいつでも美味しいお店です^^ 八王子にお越しの際は、ランチの候補にもどうぞ!

イタリアンレストラン マチェマチェ
https://www.facebook.com/cafewinbarmotiemotie

上杉えりこのメルマガを見て…と言うと、何も起きないけれど話のネタにはなるかと♪

それではまた!

想いから始めるマーケティング戦略コンサルタント
上杉惠理子