街で見つけたマーケティング事例

タイトルをつけるコツってあるの?/『すごいタイトル㊙︎法則』川上徹也著

こんにちは。上杉惠理子です。

今朝2022年8月27日は朝10時半からオンラインサロン ハナココロで、「続・タイトル付け勉強会 『すごいタイトル㊙︎法則』を読む」というミニセミナー&読書会を開催していました。

インターネットとデジタルツールの進化のおかげで、誰もが発信ができる「一億総クリエイター時代」。

情報が溢れる時代だからこそ、コンテンツの「顔」であるタイトルが魅力的かどうかで、多くの人に届き売れるかどうかが決まります。

私も気づけば、いつもタイトルを考えている気がします…苦笑。

メルマガとブログでは、基本の文章は同じでもタイトルは変える。

セミナーをやることにしたら、大体の内容を考えて、タイトルに時間を使っている。

ハナココロの毎月の企画も、タイトルを決めるのが結構大変だったりします。

『すごいタイトル㊙法則 』は、コピーライターで作家の川上徹也さんの今年5月に出たご著書です。

書籍、楽曲、映画、テレビ番組などなど、複数のジャンルの売れたタイトルを幅広くリサーチ。

あの人気作品のタイトルの裏話から、タイトルを考えるために使える13の法則を紹介してくれています。

今日のミニセミナー&読書会では、この川上さんの本の内容を紹介しながら、参加者さんそれぞれが自分のコンテンツ(イベントやブログ記事など)のタイトルを考えてもらうワークをする1時間でした。

ほんっとタイトルって大事。

大ヒットした書籍のひとつに『嫌われる勇気』ってありますよね。アドラー心理学の本。

2013年年末に発売されて、今でも売れ続けているベストセラーです。

あの『嫌われる勇気』、タイトルはもともと違ったそうです。

もとのタイトルは…

なんだと思います???

……

……

……

……

……

……

なんと!

『無意味な人生に意味を与えよ』

だったんですって!!全然違う!!

ギリギリまで『無意味な人生に意味を与えよ』で、本の装丁案まで作っていたところ、編集担当さんが「やっぱり違う!」と考え直して生まれたのが『嫌われる勇気』だったそうです。

タイトルを変えなかったら…あんなに売れたでしょうか??

ほんっと、タイトルって売れ行きに直結!!!

タイトルの大切さを感じたところで、どうやって考えたらいいの??と思うわけですが、川上さんはわかりやすく解説してくれています。

それが、すごいタイトル「すごタイ」13の法則!

13もあるので、今回は無形商材を扱うフリーランスの方に特に使えそうな5つをピックアップしてお伝えしました。

例えば、「いちご大福」の法則。

今ではだいぶメジャーないちご大福ですが、出た当初は意外でしたよねぇ。

いちごを…大福に!?って。

「いちご大福」のように、意外な二つの言葉をくっつけてタイトルにすると、インパクトがあり、「何それ?」と興味を掻き立てることができます。

しかも、ひとつひとつの言葉は身近なので、覚えてもらいやすい。

『嫌われる勇気』もいちご大福の法則ですね♪ 

こうして考えていくと、すごいタイトルって理由や法則があるのだなぁとわかります。

まずはこうした法則を知ると、自分でも作り始めやすいと思うのです。

「身の回りにある様々なタイトルが、実はすごく考えられているんだ…!と気付きました」

「さらっと読んでしまいそうでしたが、一緒に読むことで深く理解できました」

などなどご感想をいただきました^^ 

ついついフツーになりそうなタイトル。

参加者さんに、「もうちょっと考えよう」と立ち止まるキッカケになったようでよかったです^^ 

川上徹也さんの『すごいタイトル㊙︎法則』ぜひお読みになってみてくださいね!

想いから始めるマーケティング戦略コンサルタント
上杉惠理子