マーケティングで最初に使うツールはコレ!
マーケティングって大事だって言われたから…
- 市場調査をすればいいの?
- キャッチコピーを考えなおす??
- SNSで投稿すればいいの??
そんなお声をよく伺いますが…違う違う違う!ちょっと待ってくださいな^^
マーケティングを始める最初にステップは
魅力ある商品をつくること
これに尽きます。
どんなにキャッチコピーに凝っても、どんなに広告を打っても、どんなにSNSで投稿しても、そもそも商品そのものに魅力がなければ売れません。
それでは、魅力ある商品とはどういうことでしょうか?
この魅力ある商品を考えるマーケティング ツール、つまりマーケティングで最初に使うツールがこちら。
3C分析(さんしーぶんせき)
です^^
3C分析はこうして使っていこう!
3C分析の使い方はとっても簡単です。
マルを3つ、少しずつ重なるように書く。コレだけです^^
このマルは
- Company:自社 が提供できること
- Customer:顧客 が求めること
- Competitor:他社 ができること
をそれぞれ表しています。頭文字が3つとも「C」なので、3C分析と言うわけです。
このマルを書いたら、自社が提供する商品・サービスは、
- 顧客が求めていることと合っているか?
- 他社ができないことをやっているか?
と、二つの質問に答えてみてください。そうすることで、自社の商品・サービスがこの図のどこに位置するかを考えてみましょう♪
顧客ニーズには合うけれど売れないとき
「商品に自信はあるけれど、思うように売れないんだよね…」
そんなときは多くの場合、この位置に入っています。
顧客が求めるニーズと合うけれど、競合他社の類似商品もあるレッドオーシャンです。商品の質が良いことは当然で、価格競争で血みどろの闘いがおこったり、他社商品に埋もれている状態です。
このレッドオーシャンにあるとき、顧客から見ると、あなたの商品・サービスでなくて良い、ということなのです。そのため、良い商品であっても残念ながら、思うように売れないわけですね。
まずこの位置をとる!
それでは、自社の商品・サービスが、3C分析の3つのマルのうち、どこの位置にあればよいのでしょうか?
それは、自社の商品・サービスが、自社顧客が求めるニーズと重なり、他社が提供していない位置にあること。
この位置を
バリュー プロポジション(Value Proposition)
と言います。この図で青く塗ったところですね^^
自分の商品・サービスが、バリュープロポジションを取れていれば、売れる理由がある、ということになります。顧客から見れば、「買う理由がある」ということなのです。
売れる商品には、まず売れる理由がある。
魅力ある商品をつくり、この売れる理由をつくることがマーケティングの一歩目です。
それではバリュー プロポジションのある商品・サービスをつくるためにはどうしたら良いのでしょうか?
ひとつはバリュー プロポジションのある商品・サービスを新たにゼロからつくる方法 です。
そしてもうひとつは、今ある商品・サービスを他社との違いを明確にして、バリュー プロポジションに移動させる方法です。
あなたのケースはどちらでしょうか?それぞれ、次の記事を読んでみてくださいね!
上杉恵理子