新入社員にマーケティングを教えるとき、何から伝える?
こんにちは。上杉惠理子です。
この記事を書いているのは、20264月2日。新年度です^^
街を歩いていると、新入社員さんかな〜新入社員研修中なのかな〜という人たちをお見かけする時期です。新社会人の皆さん、がんばって〜〜〜!と応援したくなります^^そして、受け入れる先輩社員の皆様も、どうぞがんばってくださいませー!!
そういえば… 社会人になったとき、新入社員研修でマーケティングって教えてもらいました??そして今、あなたの会社では、新入社員研修でマーケティングはやってます??
私も新入社員当時、マーケティングは出てこなかった気がするなぁ。
少し調べてみたところ、新入社員研修でマーケティングを入れている会社さんはまだまだ少ないよう。
マナーやメールの書き方、コミュニケーション、コンプライアンスや社内ルールを伝えたり、自社商品を学んでもらう…などがまず大事なことがいっぱい!新入社員研修で伝えたいことは山盛りなのだと思います。
でも…仕事をするなら、マーケティングは必須のスキルであり、土台となる考え方です。
営業・接客はもちろん、技術研究職であっても、経理や総務であっても、どんな職種であってもどこかで学び、使えるようになったほうがいいことは確かです。
そして今の新入社員世代は、自分自身の成長意欲が高く、マーケティングは人気職種なんですって!!
マーケティングを研修で学べたら、成長を実感してもらえそう♪^^
では、新社会人になったばかりの人に、マーケティングを教えるなら何から伝えますか?
正解はないというか、業界によっても変わることもあるのですが…
私からはまず
「あなたは、何を売っているのでしょうか?」
というお話からお伝えします。
入社したばかりの新入社員を、営業や店舗での販売に配属する企業は、今もたくさんあります。
例えば、ユニクロのファーストリテイリング社は、3月中に入社式、1週間ほどの研修をしてどんどん店舗の現場に配属するのだそうです。そしてGW商戦で戦力になってもらうのだそう。
ですが今、商品そのものを売っても、なかなか売れない時代です。
なぜお客さんは商品を買うのかというと、商品そのものが欲しいのではないんです。その商品を買った後の未来を、お客さんは欲しがっている。
これをマーケティング用語では、ベネフィットと言います。
マーケティング本のベストセラー『ドリルを売るには穴を売れ』のタイトルで、「穴」がまさにベネフィット!

喫茶店に行って、お金を払って買うのはコーヒーですが、欲しいのはその喫茶店で静かに本を読む時間だったりします。
お土産に焼き菓子を買ったとして、欲しいのは相手が喜ぶ笑顔や、一緒にそのお菓子を食べる時間だったりします。
着物屋さんに行って、お金を払って買うのは着物だとしても、欲しいのは着物を着て得られる自信や特別感だったりします。着物を着るからこその得られる経験や時間の場合もありますね。
ビジネス本を買う人は、お金を払っているのは書籍代ですが、欲しいのはその本を読んで変化成長する未来の自分ではないでしょうか。
クラウドファンディングに参加する人は、リターンも魅力的だけど、そのプロジェクトを応援したくてお金を払うわけです。そのプロジェクトが実現したときの未来が欲しくて買っている。
このベネフィット=「お客さんは商品を通じて、何を買っているのか」に気づけるかがめちゃくちゃ大事!!
そのために具体的には、自分自身のお買い物から、自分のベネフィットにまずは気づいてもらうワークをします。
そうして自分たちの会社が何を売っているのか=お客さまは何を買ってくれているのか、という「商品の本質」を理解するのが一つめ。
マーケティングでも一番大事ですし、仕事をしていく上でも必須です。
これが何よりも最初だと思います。
その上で時間があればふたつめが、その商品を買ってもらうまでの「流れ」をつくることが必要なんだよ(じゃないとお客さんが欲しくても買えないから)、ということを伝えます。
消費者行動モデル or マーケティングフローですね^^
そして3つめに、この商品づくりと、お客さんに商品を届けることがマーケティングの基本で、その流れにみなさんのお仕事は必ず関わってる、と伝えます。
自分の仕事も、会社のマーケティングに必ず関わっている。マーケティングホイールです^^
ここまでまず新入社員さんに理解してもらえたら、自分の仕事への見方も変わるのではないでしょうか。その後の成長に期待大ではないかと♪^^
4月の段階では時間が取れないことが多いですし、少しでも現場での仕事に触れてから、3ヶ月や6ヶ月のフォロー研修でマーケティングを取り入れてみていただきたいなぁと思っています。
私も昨年2025年7月に、4月入社された新入社員さんのフォロー研修で、マーケティングのお話をさせていただいたんですよ^^ ちょうどいいタイミングでした!
「うちの会社だったらどうなるかな?」と思われた方がいらしたら、ZOOMでご相談も承っております。
上杉惠理子