こんにちは。上杉惠理子です。
情報発信のコツ講座では、発信をする目的はふたつあるよ!!とお伝えしました。
ひとつが、読者さんに何かしてほしいことがあるから発信する、ということ。
人を動かすため、です。
ブログを読んで欲しい、メルマガに登録して欲しい、セミナーに参加して欲しい、未来のお客様になって欲しい。最終的には、人に動いてもらうために書いているはずです。
なので、こちらの記事に書いたように、文章の締めくくり方が大切になります。
もう一つ、発信することには大きな目的があります。
それは、自分を育てる、ということ。
不特定多数の人に向けて、「外」に向けて、文章を書くことで、いろんなことがわかります。
ここクリアになったな。
ここわかってなかったな。
これでは人に伝わらないんだな。
自分を大きく見せようとしていたな。
自分のノウハウや考えが言葉になって自分の身に刻まれていく。そして、次に調べ、考える必要があることがわかる。
私は和装イメージコンサルタントとして起業したとき、メルマガを毎日書くことで自分のコンテンツをつくることができました。
きものの小紋だ、色無地だという基本の種類の話でも、よく知っているつもりなのに、自分の言葉で書こうとするとすぐには書けなかったりするのです。
話すだけだと
「小紋?うーん、そうねーこんな感じで柄がいっぱいなの♪」
とノリで話せたりごまかせたりする。
だけど、書くとごまかせない。
今も私、きものの本を書いているのですが、「そもそもきものって何?」の数ページを書くためだけに、何冊も本を書いこんで読んでいます。
自分の仕事の基本的なことほど、文章で伝えてみるのがおすすめです。
心理カウンセラーさんだったら、心ってなに?潜在意識ってなに?
ヨガのインストラクターさんだったら、ヨガの効能ってなに?アーユルヴェーダってなに?
お茶屋さんだったら、煎茶ってなに?ほうじ茶はどう違うの?どうやって淹れるの?
SEさんだったら、プログラミングってなに?システムってなに?
文章で書いていくと、セミナーなど人の前に立ったとき、自信を持って話せるようになります。そうして説得力が増して、また人を動かしていく。
自信のなさ、あいまいなところ、他から借りてきただけの言葉は、読み手に伝わっちゃうんです。
びっくりするくらい、伝わります。
自分を育てるために、書くことはとてもとても有効です。
ぜひ書いていきましょー♪
せっかく、言葉があるんだもの。
せっかく、素敵な日本語があるんだもの。
今日の最後に、私が1冊目を書いていたときに支えにしていた、大好きな言葉を贈ります。
書けば書くほど、書きたいことが見つかる
某出版社の編集者さんより
上杉惠理子