こんにちは。上杉惠理子です。
先日、浅草で、ほそかわゆみさんに持たせてもらった台湾カステラをいただきながらこの文章を書いています。
ゆみさんと江戸時代にタイムスリップしたような浅草でのお話はこちら
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ゆみさんが数年前に台湾で食べて感動した!という台湾カステラ。
私も初めていただきまして、ふんわりで、しっとり。柔らかさと水分のバランスが絶妙で、プリンみたいにぷるぷるしてる〜! 食べると、口の中で溶けていく感じ。ほんっと、飲み物みたいにスルッとお腹に入っていく笑
▼この台湾カステラのお店はこちら
台湾カステラ、と言わずに「新カステラ」という店名が秀逸だわ…と、うなっております。
もちろん商品自体は、台湾カステラなんだけど。
台湾で台湾カステラを食べたことがある既存ファンだけ見ていたら、きっと「台湾カステラ」と謳ったと思うんですよね。
ここは、台湾カステラを知らない人にも届けるんだ、という意志をこの店名から感じます。
しかも、キャッチコピーではなく、店名が「新カステラ」。思い切りが良いなぁ。
わかりやすい。
覚えやすい。
興味持ちやすい。
うーん。。良いなぁ。。と唸りながら、ペロリと新カステラいただきました^^
名前って大事!と、私は星野リゾート時代からものすごく教わりました。
例えば。
星野リゾートの日本旅館ブランドは「界(kai)」。
昔からの日本旅館の名前って、貴祥庵(現在の 界 松本)や白銀屋(現在の 界 加賀)など素敵だけど日本人でも読めず覚えられない名前が多かった。
何かないかなーと思っていた社長が、これだ!と出会ったのが「界(kai)」でした。外国人でも発音しやすく、小学生でも読めて、大きな世界観があると、ほぼ一目惚れだったそうです。
他にも星野リゾートには 変…じゃなかった、おもしろい名前がいろいろありました。クラフトビールのグループ会社は「ヤッホーブルーイング」だし。「マタキテ山脈」というグループ会社もありました笑(今もあるのかな^^)
おしゃれかどうかよりも、覚えてもらえて、インパクトがあって、こちらのメッセージが入るものが、グループ会社名などに採用されていました。
短くてわかりやすい。でも新鮮。
こういう名前付ができると良いですよねぇ〜〜
私もタイトル付の参考にしよう。
それではまた!
想いから始めるマーケティング戦略コンサルタント
上杉惠理子