基本はこれだけ!マーケティングのツール

これは後押しなのか、煽りなのか

こんにちは。上杉恵理子です。

私のもう一つのお仕事、和装イメージコンサルタントとして、和創塾というバックエンド商品の講座を持っています。

和創塾 〜きもので魅せる もうひとりの自分〜
https://kimono-strategy.com/?page_id=327

昨日こちらの入塾相談にRさんという方が来てくれました。しかも、大阪から弾丸日帰りで!

Rさんとは初対面ではありません。Rさんは4年ほど前に日本舞踊を始めたことをキッカケにきものを着始めて、その頃から私のメルマガを読み続けてくれていました。そして2年前、私がマーケティングの一日講座をしたときに、大阪から参加してくれました。

そして2週間ほど前に、ぽんっと突然、Rさんから入塾相談のお申し込みをいただいたのです。

ゆっくりコーヒーを飲みながら近況やら何やらお話をお聴きすると…

Rさん

きものを着る機会は増えているけれど、いつも同じコーディネートになってしまうのです。和創塾で腰を据えて学ぶのに、今かなと。

とのことでした。そして「これからよろしくお願いします〜」と言い合って、大阪に帰っていかれました^^

今回、改めて思ったのですが

商品が必要なタイミングは、お客様が自分で知っている。

マーケティングで消費者行動モデルをつくるときに、「次はこれを試してみては?」「この商品もいかがですか?」と提案し、お客様の行動を後押しすることは必要なことです。

ですが、後押ししているつもりが、いつの間にか煽ってしまうこともあります。「今買う方がお得ですよ」「買わないとこんな損をしますよ」「もったいない…」

煽って販売するビジネスもありますけれど、煽るとうまくいかないビジネスもたくさんあります。特に講座ビジネスやコーチングなど、契約後にお客様と深く関わるビジネスでは、煽って販売するとお客様も提供する私も良いことはない…と実感しています(これはまた改めて別の記事で)。

後押しはしても、煽りにならないためにはどうしたら良いのか。

その回答のひとつが、

タイミングは、お客様が自分で知っていると信じること。

この確信を売り手の私たちがしっかり持つこと。

こちらもずっと商品を提供し続けられるわけではないので、その期間で、お客様とのタイミングが合う。

これはある意味、奇跡。

そう思うと、お客様への感謝も、ご縁への感謝も、仕事ができることの感謝も深まっていくことを感じます。

お客様と良い関係を築くことで、みなさんのビジネスが発展しますよう。今日も応援しています!

上杉惠理子